溜めず、恐れず。

自転車ロードレースを翻訳するブログ...だったけどいまはただの雑感ブログ。

2021年8月に聴いた音楽。

Michael Kaneko - DRIVEAWAY feat. 藤原さくら

 

鎮座DOPENESS - Red Bull 64 Bars


冥丁 - 晩夏

 

羊文学 - マヨイガ

人気の理由が完全に分かった。

 

崎山蒼志 - 嘘じゃない

 

Jeremy Zucker - HONEST

 

ROLE MODEL - forever&more

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION - エンパシー

 

Jorja Smith - All of This

 

A_o - BLUE SOULS (春野 Cover)

 

Ginger Root - Two Step

 

ジェニーハイ - 夏嵐

 

YONA YONA WEEKENDERS - 君とdrive

 

SHISHAMO - BYE BYE

 

Damien Rice - Nothing had a hold on me

 

Klang Ruler - 風をあつめて(はっぴいえんど

 

Maika Loubté - System

無理に日本語使わなくていいのにって思うけど、外国からすればそれがいいのかもしれぬ。

 

Kim Hyorin - Blackbird

 

AmPm - Everyday feat. Amanda Yang

 

haruka nakamura - Helios feat.LUCA

 

Kanahi Yamashita - Quatre pièces brèves pour la Guitare

節々にちゃんとお父さん味を感じる、気がなんとなくする。 

 

 

〜雑感〜

伝統工芸を作って売ってる人たちのコンサルをやっているのだけど、いま食えてのはみんな「良いものを作れば誰かが買ってくれるはず」というバブルなマインドから早々に脱却して「作家性&人間性をアピールして作品と本人を結び付ける」ができた人たち。そしていま、その一握りの人たちもターゲットの高齢化による「自分は逃げ切れるけど弟子(娘・息子)たちはどうする?」問題に直面している。大抵の職人は自分のノウハウ(技術だけではなくマーケティングも)を伝えて、「あと(顧客開拓)は自分たちで頑張れ」と送り出すつもりだろうけど、自分は「それじゃ難しいどころか全然無理っすよ」と伝えるのが仕事だったりする。そしてたまに「良いもの作れば売れる」をようやく疑い始めた人から声がかかる。「WebサイトやYoutubeに作品を載せるだけで売れるんでしょ?」と思い声をかけてくる人たち。『コトラーのマーケティング4.0』って本の中に「良いもの作れば売れる」を2.0(顧客志向:差異的価値を訴求)、「作家性&人間性アピール」を3.0(価値主導:参加価値を訴求)という定義が出てきて、いまはその次の4.0(経験価値主導:共創価値を訴求)だよと解説している。いまクライアントとこの4.0(プロセスエコノミーとも言う)に適合(てかほぼ迎合)しようと必死にやっているなかで、ようやく2.0を諦め重い腰を上げようと声をかけてくれた人に対して手取り足取りやってあげるほどこちらに情熱はないし、何をするにもお互いが信頼を築かなければいけないので見通しが立たない。結果こちらは何も動けない。そもそもバブルから何十年も顧客とのコミュニケーションを怠ってきた人に大していくら説明しても伝わる気がしない。失礼ながらめちゃくちゃ良質な反面教師とさせてもらってる。客の前に立たずに売れるものが作れるわけねーだろ。