去年の夏、『ツール・ド・フランス』にドハマリしました。
その結果、欧州の自転車ロードレース観戦を観るようになり、
いまではこんな選手名鑑を片手に、JSPORTSのオンデマンド放送を夜な夜な観ています。
日本時間の日曜に行われた『パリ〜ルーベ』を追っかけで視聴中。今シーズンはコレを片手に脱初心者。10キロきった。 pic.twitter.com/vP86z0LLcK
— Sorato(ソラト) (@If_So_Ara) 2017年4月11日
ハマった理由はレースそのものはもちろん、大きな要因は名物解説者の栗村修さん。
ラジオの深夜放送のような、心地の良い”軽さ”を持った解説は、ラジオのヘビーリスナーにとっては大好物でした。
それ以降、栗村さんのブログを愛読しているのですが、とても染みた言葉があったので、ちょっと長いのですがメモの意味も含めご紹介。
エントリの内容は「ブログを書く」ということについて。
『2日に1回』 や 『3日に1回』 のブログ更新でも、定期更新を続けるのは本当に大変で、繁忙期などにはそれこそブログの更新自体が非常に大きなストレスの原因になったりもします(現在書いているブログは合計すると月4~5本になるので...)。
一時はブログを書くのが 『本当に無駄なこと』 だと感じたこともありますが、いまはそれなりに大きな意味があるのかな?と考えられるようになりました。
ネタに困ることは日常茶飯事、いつか書いたような記事になることもしばしば...
しかし、嬉しいときやノリノリの時だけ記事を書くのではなく、どうしようなく辛いときや、ブログどころではない時、失敗した時や恥をかいた時にもなんとかモチベーションを絞り出してキーボードを叩くことに大きな意味があると感じます。
ブログを定期更新するということは、ある意味で 『信頼』 を得ることに繋がります。
仕事関連の電話やメール(不特定多数の方からいただくSNSのメッセンジャーなどは除きます)などを放置した状態で自分のブログなどを更新することは、『ぼく適当です』 と言っているようなものであり、ブログを定期更新するということは、日常の仕事のやりとりもスピーディーにこなしつつ、大勢の方が読む以上は極力誤字脱字を減らし、更に日々の文章に一貫性を持たせ、そしてセンスも問われます。
ブログのすすめ - しゅ~くり~む ら | J SPORTS
つまり「ブログを更新する」という事は、
来ているメールや返さないといけないメールを返しているということ。
でないと「こいつメール返信しないのにブログ書いてやがる!」と思われ、信頼を失ってしまうかもしれない。
自転車界では(恐らく)確固とした地位と人気を得ている栗村さん。
そんな中でも自転車の普及の為に、メディアに露出し、大会のディレクターを努め、さらにはブログも定期的に書くという姿勢には、社会人としての大切な姿勢を感じることができました。
最近読んだプロインタビュアーの吉田豪さんの本にも、技術論のほとんどが書いてなく、大事なことは、社会人の一般的なマナーだと言いきっています。
(相手のことを調べることも、インタビュアーとしてのマナー)
自分も改めなければ。