チーム・サンウェブは、2017年ツール・ド・フランス山岳賞のワレン・バルギルが、ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージのスタートに立たない(棄権する)と発表しました。
Team Sunweb's @WarrenBarguil won't start today's stage at #LV2017.
— Team Sunweb (@TeamSunweb) 2017年8月26日
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突貫の拙い翻訳で恐縮ですが、チームサンウェブによる公式発表を訳しました。
チームサンウェブは、バルギルをブエルタ・ア・エスパーニャから退かせる決断をした。先程のツール・ド・フランスにおいて、2つのステージ勝利と山岳賞ジャージを獲得した25歳の才能溢れるライダーは、チームの目標に従ってレースをしなかったと正直に打ち明けたため、チームサンウェブとしてはこの決断をせざるを得なかった。
明確な目標を持ったチームプランに沿うことは、チームとして働く上で最も重要な方針である。これは2008年以来、チームサンウェブが成長し、成功に至るための基礎であり、この価値基準を変更することはできない。チームは、バルギルがブエルタへの熱意を正直に共有してくれたことに対し高く評価する。
バルギル「チームの判断によりブエルタを離れることになった。調子も、脚の状態もよい。ツールの時のように山岳でアタックすることを熱望していたが、どうやら(チームが自分に望んでいる)役割が違うようだ。ブエルタは素晴らしいレースなので離れることは残念だが、チームの決断には従わなければならない。」
才能あるバルギルと共に、チームは沢山の成功を成し遂げてきた。彼はチームにとって大きな意味を持ち、いままで意味を持ってきた貴重なライダーである。ブエルタ後、バルギルは予定通り計画されているレースを走ることになるだろう。
ユーロスポーツ解説者であるジョセ・ベーン氏によると、同チームでチームキャプテンのウィルコ・ケルデルマンがパンクした際に、バルギルがアシストとしての仕事を全うしなかったことが原因である、とツイートしています。
Warren Barguil expelled from Vuelta for not helping team captain Kelderman after he punctured https://t.co/4FvWxG9tUi
— José Been (@TourDeJose) 2017年8月26日
なお、バルギルは来季 フランスのプロコンチネンタルチーム「フォルトゥネオ・オスカロ」への移籍が決定しています。